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住む
岩崎航太さん
伊豆太陽サービス(株)

東伊豆町民インタビューNO.17 岩崎航太さん

荒武
荒武

本日は、伊豆東ワインさんへやってきまして、みかんワイン製造担当職員である岩崎航太さんへインタビューをさせていただきます!

岩崎さん本日はよろしくお願いいたします。

早速ですが岩崎さんの自己紹介をお願いします!

こんにちは!

私は河津町に生まれ、18歳まで地元で過ごし、東京の大学に進学し、仙台・埼玉・新潟など日本各地の出身の同級生と交友を深めました。

大学卒業後は銀行に勤めましたが、学生時代から地元に居心地の良さを感じていたので、いつか伊豆には戻ってきたいと考えており、頃合いを見て伊豆へ戻ってきました。

帰省してから現在まで「みかんワイナリー」の製造担当として5年間勤務しています。

岩崎さん
岩崎さん

荒武
荒武

ありがとうございます。

岩崎さんは僕とちょうど同い年ですが、地元の同級生の皆さんはどのようなところでお勤めなんでしょうか?

私と同じく進学で伊豆から出てしまった同級生が多いです。同窓会などで会って話をすると、「地元には戻ってきたいけれども仕事がない」というのがネックで、戻ってくる判断ができないといった意見を持っている人も少なくないです。

地元に残った同級生は、役場や農協で勤めていますね。

同級生もそうだと思いますが、自分自身、幼少期に遊んだ海や川、お祭りの賑わいなど、この土地で過ごした思い出が鮮明に残っています。

東京の大学に出てみて、それらが地域の魅力だと再発見することができたことも、自分が帰省することを後押ししてくれる要素となりました。

岩崎さん
岩崎さん
荒武
荒武

仕事が無いから地元に戻って暮らしたくても戻れないという意見をお持ちの方が多いんですね。

また岩崎さんは、最近ご結婚されたかと思うのですが、新婚生活はいかがですか!?笑

2020年の4月に入籍しましたが、ステイホーム期間ということもあり妻と二人でいる時間が増えました。外出も沼津や熱海に出かけるなど、移動範囲も広がったかと思います。

最近は庭いじりに凝っていて、梅の木やゆずの木を育てています!

将来的に子供は託児サービスが充実していたり自然が豊かだと感じているので、地元で育てたいと考えています。

岩崎さん
岩崎さん
荒武
荒武

奥様も友人なので、お二人が結婚されるという報告いただいてとてもうれしく思ったのを今でも覚えています!末永くお幸せにお過ごしください!

では、お次はみかんワイナリーのお仕事についてお教えいただいてもよろしいでしょうか!?

はい、当ワイナリーは、地元の農協、JA伊豆太陽の子会社です。みかんを原料とするワンやリキュールの製造・販売・団体ツアーへの工場案内を主な業務としています。

みかんワインは、温州みかんの果汁を発酵させて作ります。一方、リキュールはみかん果汁をアルコールに漬け込んで作ります。

ワインは甘口・辛口の二種類、リキュールは温州みかんのお酒、ニューサマーオレンジのお酒、ニューサマーオレンジスパークリングの3種類あります。

他にも河津桜のシーズン限定で河津桜のお酒(リキュール)を製造しています。

大手メーカーさんと違い、小さな工場です。

製造工程の多くは手作業で行っています。

岩崎さん
岩崎さん

飲料になるので、衛生管理も気を配っています。

工場案内では、ここでどのようなものが作られているのか、どのような工程で出来上がるのかを説明し、全国的にも珍しいワインであることをPRしています。お客様とのコミュニケーションが取れる接客ではいつも刺激をいただいています。

みかんワインは製造が始まって30年以上多くのお客様に愛されてきた味です。

この味をこれからも変わらずに作り続けていきたいと考えています!

他には、みかんワイナリーの親会社である農協のつながりで、みかんの搾汁委託等を受けています。

岩崎さん
岩崎さん
荒武
荒武

変わらない味を作り続けるって大変なことだと思います。各工程毎の丁寧さがあってこそのみかんワインなんですね!

最近パッケージがリニューアルしたかと思うのですが、そちらの反響はいかがですか!?

はい!

パッケージは長年変えずに販売してきましたが、デザインを一新したことで、幅広い年代にお楽しみいただけるようになったと思います!

岩崎さん
岩崎さん

荒武
荒武

やはりデザイン一つで人目の付き方が変わるということはありますよね!

それでは最後に岩崎さんやみかんワイナリーさんが、今後挑戦していきたいことなどありましたらお教えください!

みかんワイナリーとしては、みかん原料のお酒をお客様に提供することを創業以来続けてきました。今後も変わらない味を作り続けていきたいと思っています。口に触れるものなので気をつけなければならないことは多々あり、製造工程で肉体的に大変なときもあります。

しかし、みかんワインの製造工程管理や品質管理は自分の性格に合っていると感じており、これからもアンテナを張り続けながらみかんワイン製造に携わっていきます!!

岩崎さん
岩崎さん
荒武
荒武

岩崎さんたちの日夜の努力によって作られている「みかんワイン」の変わらない味も立派な地域の魅力の一つですね!!

岩崎さん、本日はインタビューにお答えいただきましてありがとうございました!!

※2020年12月現在の取材記事になります