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住む

東伊豆町民インタビュー 社会福祉法人たちばな童園 東伊豆認定こども園(前編)

荒武
荒武

本日は社会福祉法人たちばな童園東伊豆認定こども園の先生方にお話を伺います!先生方、早速お名前や担当クラス、役職などを教えていただいてもよろしいでしょうか?

私は園長の鈴木匠です。

園長先生
園長先生

田中美香です。なぎる保育園での小規模保育を担当しています。

みか先生
みか先生

内山綾子です。こども園の主任教務と、5歳児クラスを担当しています。

あやこ先生
あやこ先生

石井小百合です。5歳児クラスを担当しています。

さゆり先生
さゆり先生

荒武
荒武

ありがとうございます!みか先生のお話の中にでてきた、なぎる保育園はこども園の系列という認識で正しいでしょうか?

そうですね、同じ法人が運営する園です。場所は異なりますが同じ理念や方針、生活の取り組みを掲げています。

園長先生
園長先生

なぎる保育園は町の中に園があるので地域の方々との交流がしやすく、時にはみかんやお菓子などをお裾分けしていただくこともあり、とても良くしていただいています。子ども達も近所のおじいちゃんやおばあちゃん達を見ると嬉しそうに手を振ったり、挨拶をしたりしています。
また小規模保育園ならではの強みである一人一人に寄り添った保育ができるのも魅力ではないかと思います。

みか先生
みか先生

荒武
荒武

確かに限られた人数だからこそできる保育もありますよね。園長先生、改めて理念などを紹介していただいてもよろしいでしょうか?

東伊豆認定こども園は乳児からの教育の三つの視点「心情・意欲・態度」を重視し、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の実現に努力すると共に入園児童保護者及び地域への社会的責任を果たし、子どもの成長がみんなの喜びとなるように努めております。

生活の取り組みとしては個々の持つ潜在能力を開花させることを目的とした、園独自の稲穂メソッド「ない物を探すのではなく ある物を育てる」を掲げています。自然の素晴らしさや命の大切さを感じる力の根っこを育てるため、自然の移り変わりを五感で感じる遊びやふれあいなどを積極的に行っています。

詳しくは園のWEBサイト(http://inatorihoikuen.com/index.html)でもご確認いただけますので、ぜひご覧いただきたいです。

園長先生
園長先生
荒武
荒武

こども園には荒武家を始め、弊社スタッフの子ども達もお世話になっているので、そういったあたたかいお考えのもとで保育をしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。

親目線でもたくさん魅力が感じられるこども園なのですが、先生方からも強み、特徴などを教えていただいてもよろしいでしょうか?

豊かな自然環境は大きな強みです。春になれば桜が咲き、夏になればカエルやセミが歌い、秋になれば栗が落ち、そして冬には雪や氷が張るといった、四季折々の景色が楽しめます。また園の近くには東伊豆町クロスカントリーコースもあり、自然豊かな地でめいっぱい遊ぶことができるのも魅力です。
あとは何と言っても給食が美味しいこと。園内に併設されている給食室で毎日手作りの給食を提供しているので温かいうちに食べることができます。なぎる保育園にも私や理事長が出来立てを毎日配達しているのですが、配達の度に「ご飯きたー!やったー!」と大喜びしてくれます!

園長先生
園長先生

私も自然豊かな環境や給食のおいしさはもちろん、地域の伝統文化を行事を通して伝えている点も強みだと感じています。夏祭りの時などに披露される太鼓囃子「馬鹿囃子」をみんなで踊ったり、地域に伝わる伝統食を給食で味わったり…。行事を通して子ども達同士がコミュニケーションを図ることで、自分の意見を相手に伝える力や相手の話を聞く力を育むきっかけにもなっているのではないかと思います。

さゆり先生
さゆり先生

荒武
荒武

四季折々の様子を遊びや体験などを通じて感じたり、行事を通して地域の伝統文化に触れる機会があったりと、とても素敵だなと思いました。やはり給食も大人気なのですね、我が家の娘も毎日完食して帰ってきます!
園では毎日、様々な遊びや体験をおこなっているようなのですが何か気をつけている点などはありますか?


最近は昔と比べて猛暑日が続いたり、台風が多かったりするので、外での活動がある日は気温や天候に気をつけています。今までは納涼祭や海に遊びに行くイベントなどを開いていたのですが、近年はそういった問題があるため開催を取りやめました。
その他にもお散歩の道中にある植物の花の蜜を吸ったり、実を食べたりするということもしなくなりましたね。昔は食べて良い植物、食べてはいけない植物を学ぶために任意でやっていましたが衛生面を気にする声が挙がったため、最近は進んで行わなくなりました。
しかし気候や時代の変化で難しいことが増えた分、どんどん新しい取り組みも増やしていますよ。子ども達が楽しめるのはもちろん、保護者の方にも安心していただけるよう子ども達の安全を第一に考えて企画しています。
あやこ先生
あやこ先生

 

子ども達の安全を確保するために園では定期的に職員会議も開いています。教員同士が各園やクラスの様子を共有し合うことで、全員が園全体の出来事を把握し、何かあった際は素早く対応できるよう努めています。

園長先生
園長先生
荒武
荒武

やはり時代が変わると現場の在り方もどんどん変化していきますよね。この町も年々人口が減り、それに伴って子どもの数も少なくなってきています。園でも少子化の影響を感じる機会などはありますか?

子どもが少なくなった感覚はあまり感じていないですが、もしかしたらこの先そういった影響を感じるかもしれませんね。
私たち保育園教諭が子ども達を育てるのは当然なのですが、やはり子どもは子どもとの関わりで他者との接し方を学び、自分自身も成長していきます。そのため子どもが少なくなったとしても縦割りクラスなどを導入し、子ども達同士が関わり合える機会を作れるよう工夫を重ねていく考えです。

園長先生
園長先生
荒武
荒武

大人との関わりも大切ですが子ども達同士でしか築けない関係もありますよね。子ども達も日々の生活でたくさん学びを得て、成長していると思います。
多忙な教育の現場では他の園や学校との接続がかなり重要ではないかと思うのですが、そう言った境界を飛び越えたつながりなどはあるのでしょうか?また卒園後の小学校との接続などがあれば併せて教えていただきたいです。


今までは幼稚園の授業参観を見学させていただいたり、他の先生方と一緒に研修に参加したりなど、架け橋プロジェクトを通じて接続を強めようと働きかけていました。しかしこども園は民間が運営しているということもあり、今までは町が運営している幼稚園、小学校、中学校、高校の話し合いの場に出席する機会が作れずにいました。しかし卒園児の保護者で、私の知り合いでもある先生が中学校に在籍していたため、他の教育機関との接続を望んでいるとお話したところ、私たちも話し合いの場に出席することが叶いました。ようやく架け橋がかかってきたなという手応えを実感しています。
今後は例年通りボランティアの受け入れを継続しながら、年長さん達に小学校の給食を学校で体験できる場を設けるといった機会が作れないか考えているところです。
他にも地域おこし協力隊の方とも一緒に何かできたら楽しいのではないかと考えています。

園長先生
園長先生

荒武
荒武

そうなのですね!ぜひ地域おこし協力隊とも繋がっていただけたら嬉しいです。
後編では先生方が保護者目線で感じる町の教育のあり方や子ども達とのエピソードについてお伺いしていきます!