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樋口歩実さん
地域おこし協力隊

東伊豆町民インタビューNO.37 樋口歩実さん

荒武
荒武

本日は令和3年度に東伊豆町地域おこし協力隊に就任した樋口歩実さんにインタビューをしていきます!

樋口さん本日はどうぞよろしくお願いいたします。

まずはじめに樋口さんが地域おこし協力隊になろうと思ったきっかけを教えていただいてもよろしいでしょうか?

きっかけはいろいろあります。

ひとつめは3年ほど前にリゾートバイトで伊豆のホテルのレストランで働いていたことにあります。

伊豆という地域が当時から印象的でお店や人とのコミュニケーションからウェルカムな雰囲気を感じ取っていて、いつかここに住んでみたいなと思わせてくれました。
もうひとつのきっかけは地元の山口県で、いとこが地域おこし協力隊を経て起業しており、地域おこし協力隊になったらどのような道を歩めるのかが身近な人からイメージできていたということもあります。
伊豆に思いを馳せている矢先、丁度いいタイミングで東伊豆町で地域おこし協力隊の募集があることを見つけました。

募集されていた枠では、移住促進やワーケーション(※1)に関連した業務を担えるため、業務を通して地域のことを知り地元の人とのつながることで地域創生のことを0から学び起業する機会になるなと考えこちらの枠に応募し、採用していただくことになりました。

樋口さん
樋口さん
荒武
荒武

なるほど、伊豆には以前のお仕事の関係でご縁があったのですね!

移住促進やワーケーションに関連した業務に関わる地域おこし協力隊に就任され、移住されてからはどのような活動に取り組まれていますか?

具体的には稲取にあるシェアオフィス、「EAST DOCK」の運用にメインで関わっています。

予約管理やワーケーション(※)プランの企画を検討しています。

業務を通して、EAST DOCK利用者増に貢献したいという気持ちや、地元と客が繋がれるきっかけとなる場づくりに取り組めるといいなと思っています。

移住促進関連の業務についてはもう少し地域のことを学んでから徐々に担当業務を増やしていく予定です。

今後は移住体験施設利用者への地域案内業務や東京で行われている移住フェア等のイベントへ参加し移住を検討されている方へ地域情報をお届けする業務に取り掛かることが決まっています。

樋口さん
樋口さん

※「ワーケーション」とは、「ワーク(仕事)+バケーション(休暇)=ワーケーション」の意味。観光地や帰省先など、自宅以外の休暇先で、リモートワークをする過ごし方のこと。

荒武
荒武

地域おこし協力隊として町に移り住んでから間もないのに、樋口さん中心に企画された「ファミリーワーケーションプラン」は夏休みの親子に向けて需要の高いアクションが起こせているなあと応援させてもらっております!

そんな移住して3ヶ月ほど経つ樋口さん。

実際に東伊豆町に住んでみていかがですか?また休日の過ごし方なども教えていただけたらと思います。

もともとインドア派なのですが休日はコロナも影響して、家から一歩も出ないような引きこもり生活をしています(笑)

前日に食料などを買い込んで、一歩も外に出ないぞという心持ちで家で過ごしています。

元気があるときは掃除をしたり、家が広いのでしっくり来る家具の配置を検討して過ごしています。

やってみたいなあと思う伊豆の過ごし方としては、仕事終わりのサーフィンです。

先日仕事終わりに友人たちと通りがかった下田の海岸で、サーファーたちを見ていいなあと憧れを感じました!

樋口さん
樋口さん
荒武
荒武

お家時間も増えたし、いかに家で快適に過ごすかということは人生をかけて取り組めるテーマですよね!

そんな樋口さんが今後の地域おこし協力隊の任期中にやりたいことってどんなことがありますか?

東伊豆のみなさんと仲良くなっておしゃべりしたいという思いがあるので、EAST DOCKでカフェのオープンを計画しています!

まだ全然知らない地域のことを自分自身が歩み寄ることで知ってみたい、カフェでコミュニケーションとって自分自身の視野も広げていきたいと思っています。

まだまだアイデアはたくさん出てきて、考えは人との出会いとともに変わっていくと思うのでより良くしていきたいですね。

また、移住してきた人たちのコミュニティがあると思うのですが、そういった寄り合いに対してどのようなお考えをお持ちなのか?などといった、温度感のようなものも探ってみたいです。

同年代とのつながりがもっと作れたら良いですね。

ホテルなど民間企業に務めている同世代にも町のことを聞いてみたいし、移住者の声とか、外側の方から見て自分たちの活動がどう見えるのかなども気になっています。

樋口さん
樋口さん

それと、私は海外への留学経験もあるのですが、伊豆に移住してきて海外の経験を聞かれることが少ないので、興味ない方が多いのかも?と感じています。

どこか遠い国のことはなかなか馴染みのない話になってしまうかもしれませんが、海外から得られる刺激はたくさんあるし、視野も広がるはずだから日本という国の外側のことにも好奇心を持ってもらえるように活動をしたいと考えています!

学校で勉強するような英語ではなく、洋楽などの音楽を楽しみながらその歌詞を覚えることで勉強になるように、知識が増えることで自分の生活が充実するんだよ!ということを多くの人に伝えたいと思っています。

 海外の経験をすごいと言われるが、私は行動しただけでやる勇気があれば誰でもできるんだよということを伝えていきたいですね。

樋口さん
樋口さん

イギリス(ロンドン)では、働いていた日本食レストラン仲間たちから誕生日を祝ってもらった

休日には友人たちと公園でリラックス

職場へ、日本の友人が訪ねてくれたこともあった

 

荒武
荒武

アイデアをたくさん持ってらっしゃって、さらに海外でのご経験も樋口さんの協力隊としての活動の幅を広げてくれそうですね!

最後に、協力隊の任期終了後に取り組みたいことや、それに向けた準備をどのように進められていくのか?お考えを教えてください!

はい、任期終了後は起業したいと思っています!

昔から、ゲストハウス・ホステルをやってみたい、少人数の人たちがドミトリーで泊まるような宿をやりたいと考えていました。

ぜひとも東伊豆で旅行者同士が交流できるスペースに地元の人も来れるカフェも併設した場所を開いてみたいです!

例えば1Fが海外雑貨を取り扱うようなカフェとなっていて、2.3Fが宿泊できるような場所がいいですね!

その場所の公用語は英語にして、外国人が来やすい環境整備にも取り組めるといいなと思います。

合わせて私の海外経験を生かして、伊豆からの留学や旅行のエージェント業務にも発展させられたらいいなと思っています。

地元の子どもたちが外への刺激を求めて一歩踏み出してもらうための、ハードルを取っ払う役割を私が担いたいです。

 

カフェのメニューをグローバルにして、その場所に来れば地元の人が海外の文化と触れ合える場所や、そういう機会をどんどん増やしていきたいし、海外の方たちも細野高原や稲取港で行われている漁船クルージングに高い関心を示してくれると思います!

樋口さん
樋口さん
荒武
荒武

樋口さんの夢の第一歩目に英語を自分たちで勉強するサークルなど作ってみても楽しいかも知れませんね!そんな活動があったらぜひ参加したいです!

きっと住んでいる私達の視野が広がるようなお話会が開けると思います!

移住してきて地域の皆さんから応援いただきながらいい思いをさせてもらっているので、その恩返しができるように自分を律して頑張っていけたらいいなと思っています!

その中で様々な刺激をし合い、この土地で挑戦する人を増やしていきたいし、私も成長していきたいと思います!

樋口さん
樋口さん
荒武
荒武

樋口さんのこれからのご活躍がますます楽しみになりました!
今後とも一緒にいろいろな活動展開できたらいいですね!

この度はインタビューにお答えいただいて誠にありがとうございました!