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東伊豆町民インタビュー NO.73 鳥澤善久さん

荒武
荒武

本日はインテリア鳥澤の鳥澤善久さんをインタビュー。

生まれも育ちも北川地区の鳥澤さんにお仕事のお話や東伊豆での暮らしぶりについて伺っていきたいと思います!

本日はどうぞよろしくお願いいたします!

それではさっそく1つ目の質問です!

鳥澤さんのお仕事は内装屋さんということですが、具体的にはどのようなお仕事をされているのでしょうか?

よろしくお願いします。

インテリア鳥澤では内装工事を請け負う仕事をしています。

主な工事としては戸建て住宅やアパートのリフォームにおける内装工事で、天井・壁・床の内装や、ふすまの張替えなどを行っています。

通常であれば工務店や大工さんを通じて仕事を受けることが多いと思いますが、ありがたいことにうちは地区の人とのつながりからお客さんから直接ご依頼をいただくことが多いです。

仕事を仲介する業者さんを挟まずにダイレクトで受けることができるので、お客さんとのコミュニケーションを大切に、ご要望に柔軟に対応しながら仕事ができるのが醍醐味だと思っています。

 

また、工務店や大工さんからの仕事の受注量は安定するけれど、期日に追われてしまうという点があり、それぞれのバランスが大事です。

お付き合いのあった大工さんが代替わりしなかったので、お抱え大工みたいな人が減ってしまったのも今の仕事形態になった背景としてはあります。

 

最近ではDIY演る人も多いから自分たちの専門外の知識を取り込んで、東伊豆町で何かをはじめようとしている人の支援をしていけたらいいなと思っています。

 

創業60年で、父が修行先から戻ってきて、地元であった北川ではじめた仕事になります

私もこの道30年になって、ようやくいろいろなことがわかってきました。

鳥澤さん
鳥澤さん

荒武
荒武

ありがとうございます!

ひとえに内装工事と言っても、工事発注の流れが違うだけで重視される点が変わってくるというのが面白いなと思いました。

お付き合いのあった大工さんの跡取りがいなかったというお話がありましたが、少子高齢化のご時世で仕事ありかた時代も変わってきたのかなと思うのですが、伊豆でのお仕事の変遷など教えていただくことできないでしょうか?

昔は別荘地、旅館中心だった?

現在は地域でのイベント事やまちづくりに関する集まりに顔を出すようになってきて、そういった取り組みに関係する人とつながる中で仕事が増えてきている印象です。

イベント実行委員でつながった方の事業開業のためのリフォーム内装を手伝ったり、空き家改修プロジェクトの学生のリノベーションプロジェクトに関わって、斬新なアイデアに触れつつ、本職の内装業の技術やノウハウを提供したりしていて、様々なつながりから仕事に派生する流れは面白いなと思います。

鳥澤さん
鳥澤さん

荒武
荒武

人のつながりから仕事が生まれてくるってとても素敵な流れですね!

鳥澤さんの相談しやすいオープンマインドがきっと大切な姿勢なんだろうなとお話を伺っていて感じました!

続きまして、鳥澤さんの地元である北川地区のお話を伺えたらと思います!

北川ってどのような地域になりますか?

閉鎖的ではないけど、過疎が進んでいる地区だからこそ自分が北川地区の外に出ていかないとつながりが広がっていかないと思っていて、自分が地域全体を背負うつもりはないけれど、つながりができると結果的に北川のことを知ってくれる人が増えることになるんですよね。

荒武くんもそうだけど、出会った移住された方には東伊豆は大川から稲取地区まであるので、北川は定置網漁の水揚げ風景が朝に見ることができるから、時間見つけて見に来いよ〜と声をかけられるんですよね。

 

北川地区のこと、子ども関係「育成会」、お祭り

消防団も本当は終わっている年ですが、50歳で若手になってしまう地域です。

他の地区に出ると、年下の人たちから年相応の対応をしてもらえるのでおもしろいな。

北川→自分で積極的に動かないといけない

他地区→星空イベント、空き家利活用推進委員、年の違う人がいっぱいいる、いろんな考え方にふれるのが、刺激的。

連携している事業者さんのなかにも、これまでにない技術や考え方に触れて刺激を受けている。そういう関係性が持てると自然と仕事もやる気が湧いているんだよね。

 

東伊豆町で新しく暮らしを始めるような人とは積極的に交流ができたらいいなと思っています!

鳥澤さん
鳥澤さん
荒武
荒武

鳥澤さんは僕のカメラの先輩でもあるのですが、出会いのきっかけも僕が地域おこし協力隊時代に企画したイベントでしたよね。

鳥澤さんのその面白がって関わってくれるモチベーションってどこから湧いてくるのでしょうか?

荒武とはいちご狩りから東伊豆通信まで一緒にやってきましたよね。

オープンなこころであることが大切だと思っています。

 

知人づてに、熱川エリアで実施されているイベントの「ほしそらシネマ」の実行委員会にも声がかかって、イベント実行委員を担うことになって、年齢的には相談役だけど、装飾作りに委員として取り組んだりするなかで人のつながりが生まれるんですよね。

そのつながりが結果的に仕事につながって、今まで仕事をしたことがなかったような他の地区の職人さんと一緒になるなんてこともあって、面白みを感じてます。

 

東伊豆のなかで人のつながりのきっかけとして写真を通じていろいろなつながりを作っていけたらという思いもあるのですが、仕事あっての趣味なので、今は仕事に集中してやっていきたいと思っています。

 

繋がりの中から仕事が発生するということは、信頼関係から仕事を頼んでくれるということなので、責任感が増しますよね。

自分が仕事を受けると言うことは、責任が伴うことだよなとあらためて感じていて、これからも質実剛健な仕事ぶりをしていこうと思っています!

鳥澤さん
鳥澤さん
荒武
荒武

地域のつながりも仕事も信頼関係が構築されているからこそ成り立つものですものね。

今回の鳥澤さんのインタビューでは大切なことを教えてもらえました!

この度はインタビューにお答えいただきましてありがとうございました!!