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住む
鈴木由希子さん
伊豆フライトハウス

東伊豆町民インタビューNO.23 鈴木由希子さん

荒武
荒武

本日は伊豆フライトハウスでお勤めの鈴木由希子さんにインタビューにお答えいただきました!

自然に囲まれたログハウスを拠点にアウトドア事業を展開されているフライトハウスさんでの暮らしについて教えてもらいたいと思います!

鈴木さんよろしくお願いします!

まず、鈴木さんがこちらでお勤めになったきっかけを教えていただいてもよろしいでしょうか?

よろしくお願いします。

私は埼玉県出身で、伊豆には年一回ほど、海を目当てに観光に訪れていました。南伊豆町にあるヒリゾ浜などでよく潜って遊んでいました。

友人と訪れた伊豆の宿で、翌日の予定を立てようとふと手にとった観光雑誌を見ていると、この場所でパラグライダーができるという情報が掲載されているのを発見しました。

パラグライダーはいつかやってみたいと思っていたので、掲載されていたパラグライダー体験に挑戦することに決めました!

翌日伊豆フライトハウスを訪れて、受付、離陸場所までの送迎、パラグライダー体験、体験後ログハウスでのお茶出しや談笑といった対応を、オーナーである校長が一人でしてくれていたんです。

ログハウスで談笑したいるときに、自分もこのような自然に囲まれた環境で暮らしてみたいなとふと思ったのが移住を意識するようになったきっかけでした。

鈴木さん
鈴木さん

当時私は栄養士の仕事をしていて、給食を作る会社で働いていました。

勤めていた職場は条件が良かったのですが異動の多い職場だったし通勤に使っていた自転車が盗まれた時期だったので、伊豆旅行からの帰りの道中に翌日の仕事で異動の辞令が出たら栄養士を辞めてここに来ちゃおう!友人たちと盛り上がっていました。

そうして出勤した翌日朝9時に学校給食への異動という連絡が来たので、これは伊豆に呼ばれているなと感じ、伊豆に行くことを決断して仕事をすぐに辞めました。

そのタイミングには、伊豆に来てフライトハウスで勤めることが決まっていたわけではありませんでしたが、自分の中で区切りをつけたいという思いがあったので辞めることにしたんです。

そこからは伊豆に数回訪れては、こちらでパラグライダーを習いつつ、校長にこちらに来ることを認めてもらえるように呼びかけては断られるということを繰り返していました。

私の親も、元々厳しかったというのもあり伊豆に行くことを反対をされましたが、いつでも伊豆へ行けるように車を買い、制止をふりきってこちらに転がり込んだという経緯です!

鈴木さん
鈴木さん

荒武
荒武

フライトハウスとの出会いからタイミングが重なり、「伊豆に呼ばれた」ということなんですね!それにしても行動力が素晴らしいですね!

当時のフライトハウスさんで鈴木さんはどのようなお仕事に取り組まれていたんでしょうか!?

当時のフライトハウスは、100人ほどの生徒が卒業し、インストラクター3名も独立するなど、事業を落ち着かせていたタイミングで、校長は私が来たことに戸惑っている様子もありましたが、周りから様子を聞いてみると嬉しそうにしいているというお話もありました。

伊豆にきて私は、フライトハウスのお客様の送迎をしつつインストラクターとなるための勉強をしていました。

それだけでは生活費は賄えないので、校長の人脈で、地元のホテルやスーパーでのお仕事を掛け持ちして暮らしている時期もありました。

鈴木さん
鈴木さん
荒武
荒武

今の鈴木さんに至るまでの経緯にとても驚きました!

それでは現在のフライトハウスさんのお仕事の内容を教えてもらってもいいでしょうか?

フライトハウスでは現在、パラグライダーとキャンプ場をメインでやっています。

パラグライダーでは、初心者向けの体験会やプロのインストラクターと飛ぶことができるタンデムフライトなどご提供させていただいていただいております。

キャンプ場の運営ではフクロウがいるキャンプ場ということで、お客様むけにフクロウの手乗り体験や鷹やフクロウを飛ばすパフォーマンスをお楽しみいただくことができます!

パラグライダー中に鷹と一緒に空中散歩を楽しむ「パラホーキング」ができるスタッフもいるんですよ!

夏には、修学旅行の学生さん向けにシーカヤック体験も提供しています!

鈴木さん
鈴木さん

荒武
荒武

フクロウや鷹の他にもうさぎや猫ちゃんもいる動物王国なキャンプ場ですよね!

また、キャンプについては地元の方のデイキャンプなどの需要も見込めそうですね!

もともとはパラグライダーをメインにやられていたと思うのですが、キャンプ場運営はどのような経緯から始められたのでしょうか?

キャンプでの利用はもちろんですが、デイキャンプで焚き火を楽しみに来る地元の方もいらっしゃいますよ!

キャンプ場は、10年前にログハウスの近くにツリーハウスを作ったことがきっかけでできました。

ログハウスをキャンプ場の管理棟にできる利点があるのと、校長がこの場所を細野高原の入り口として、来訪者が自然を親しむことができるアウトドアセンターにしたいという構想を思い描いていたということもあって、キャンプ場をスタートすることになりました。

鈴木さん
鈴木さん

荒武
荒武

フライトハウスさんの事業展開は、細野高原エリアのビジョンを思い描く鈴木校長の夢を実現していくことでもあるんですね!

それでは最後に今後のみなさんの展望について教えていただきたいです!

ログハウスの近くにピザ窯を作る計画を立てています!

ピザの試作を繰り返しているので、最近の食卓にはよくピザが並んでいます。(笑)

また、天候に左右されてしまうということがあり実現がなかなかできていませんが、キャンプ場での屋外ライブも雰囲気がいいので開催できるといいなと思っています。

校長の思い描いているビジョンを一つずつ叶えていくこともそうですが、みんながのんびり過ごせる場所を作っていけたらいいなと思っています。

鈴木さん
鈴木さん

荒武
荒武

鈴木さんからのお話を通して、自然とともにあるお仕事と暮らしについて深く学ばせていただくことができました!

ビジョンを思い描いて、みんなで実現に向けて動いていくことの大切さについても改めて考えさせられるインタビューとなりました。

鈴木さん本日はどうもありがとうございました!