住む
東伊豆町民インタビュー 鈴木ゆうさん
今回は練り切り講師の鈴木ゆうさんにインタビューさせていただきます!鈴木さん、自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか?
練り切り講師の鈴木ゆうです。埼玉県出身です。東伊豆町内の旅館で客室係として働くため、2011年に移住しました。現在は東伊豆町出身の夫と6歳、3歳の子どもたちと一緒に生活しています。
昨年11月より、自身の練り切り教室「結芙菓(ゆふか)」を開きました。普段は駅構内にある「まちのレセプション ようよう」で働きながら、同店で練り切りを期間限定で販売させていただいたり、店内の一角をお借りしてワークショップを開催させていただいております。

同じ環境で子育てをするママ同士でお話できる機会ができてとても嬉しいです!
お教室の名前がとてもきれいな響きだなと思ったのですが、由来などあれば教えていただきたいです。また教室のロゴマークも可愛らしくて素敵ですが、ご自身で作られたのでしょうか?
ありがとうございます。教室名は子ども達の名前の漢字から一文字ずつ取って名付けました。ロゴマークは「結び」と「芙蓉(ふよう)の花」をイメージしたデザインとなっており、こちらは静岡県東部を中心に消しゴムはんこを制作、販売している「よねこや」さんにデザインしていただきました。

素敵な由来ですし、ロゴマークも和風な感じで教室のイメージにぴったりですね!鈴木さんのこだわりや愛情が感じられました。
次に、鈴木さんが練り切りに興味を持ったきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか?
私が練り切りに興味を持ったきっかけは産後の息抜きに友人と一緒にワークショップに参加したことです。最初は練り切りというと職人さんしか作れないイメージでしたが、実際に作ってみると思っていたよりも手軽に作れることに驚きました。また作った後も美味しくいただけるのがとても魅力的で、どんどん練り切り作りの楽しさにのめり込んでいきました。しかし東伊豆町内には練り切り教室がなかったため、車で2時間かけて長泉町にある教室へ通っていました。今思い返してもすごい熱量だったと思います。
2時間の長い道のりは大変ですが、それほどまでに熱中できることを見つけられたのはとても素晴らしいことですね!
練り切り作りの魅力、逆に難しいと感じられる点についてもお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?
もちろんです。普段は家事や育児でバタバタしがちですが、作業に没頭する時間や完成品をお茶と一緒に楽しむ時間を作ることで、自然と心を整えることができます。また練り切りは季節に沿ったモチーフを作ることが多いので、おのずと季節の花々に目をやったり、今まで好きではなかった梅雨の時期も「紫陽花の練り切りを作ろう」と前向きな気持ちにさせてくれ、日々に彩りを与えてくれます。
難しい点は受講者の方へ手順をお伝えする時の方法です。特に年配の方は耳が遠かったり、手先が震えてしまったりすることが多いので、そういった方々でもわかりやすい、やりやすい方法や伝え方ができるよう、現在模索中です。そのほかにも個人的に「先生と生徒」という上下関係ができてしまうのが嫌なので、「同じ趣味の仲間」といった、お互いに平等な関わりができるような雰囲気作りも意識しています。
家事、育児、仕事…あっという間に時間が過ぎてしまいますよね。毎日お疲れ様です。忙しい日々だからこそ、自分だけの時間を確保することって大切ですよね。また難しい点として挙げていた内容からは心遣いがとても感じられ、こういった点が受講者の方からのリピートにもつながるのだなと感じることができました。
鈴木さんは講師という肩書きで活動されていますが、講師を名乗るには何か資格を取ったり、テストに受かったりする必要があるのでしょうか?
実は練り切りの講師になるにあたって絶対に取得しなければならない資格などは特にありません。でも私は確かな技術を身につけ、より質の高い内容をお届けするため、日本ヴィーガンスイーツ協会(JVS)の華和菓子上生菓子基礎認定講師の資格を取得しました。協会が定めたレッスンを受講したのち、認定試験に合格することで講師を名乗ることが許されます。

協会に認められているという事実があると、レッスンを検討している方にとっても安心材料になりますよね。
ちなみに鈴木さんはいつ頃からワークショップを始められたのでしょうか?またどのような内容なのか詳細も教えていただけたらと思います。
ワークショップは昨年11月から開始しました。最初は受講者様のご自宅やカフェなどに伺う出張スタイルで始めました。今までは伊豆高原や河津町などの地域へも出張しています。
人数に関しては一人一人のペースにあった進み具合に調整できるよう、少人数制で実施しています。受講者の方は子育てがひと段落した年齢層の方が多いですが、過去には小学生の参加者もいらしていましたね。そのためどの年代の方でも、また初心者の方でもわかりやすい説明をするように心がけています。
幅広い年齢層の方々が受講されているのですね。この地域周辺ではなかなかできない体験だと思うので、子どもたちにとっても良い刺激になりそうです!
もっと多くの方に鈴木さんのことを知ってもらったり、練り切りの体験をしてもらったりできたら素敵だと思うのですが、今後そういった機会を作られる予定はありますか?
私も多くの方に練り切りの魅力を伝えていきたいので、今後はレッスンの場を増やしていけたら理想ですね。ようようで働いていると電車までの空き時間を持て余している観光でお越しの方をよく見かけるので、そういった方々の待ち時間を活用したレッスンを近隣のホテルと連携して実施できたら面白そうだなと思います。
もちろん地元の方にも参加していただきたいのですが、ようようには駐車場がないため、車で通いたい人には場所がデメリットになってしまいます。そのため地元の方向けには、今年4月に完成予定の旧稲取幼稚園の跡地を利活用した施設「よりみち135」で開催できたらと考えています。
また「すみんこカフェ」さんとも一緒にワークショップができたら嬉しいです。営業再開された際はぜひ声をかけていただければと思います。

よりみち135は「地域の『やりたい』と『やってほしい』がつながる場所」という、循環が生まれる拠点づくりを進めているそうなのでぴったりだと思います。また「すみんこカフェ」ともコラボを考えていただけているとは…!ぜひ何かご一緒できたらと思います!!
最後になりますが、今後の「こんなことをしてみたい!」といった、将来のビジョンなどがあれば教えてください!
歴史や伝統のある、格式高いホテルや施設などの場所をお借りし、レッスンを開いてみたいですね。普段見慣れた空間もリラックスできて良いのですが、やはり特別な空間でこそ芽生える感性などもあると思うので、一度はそういった場所で開催してみたいです。
その他にも、つるし雛をモチーフにした練り切りの開発にも挑戦してみたいです。
確かに、歴史ある場所と練り切りの相性は抜群ですよね!私もぜひ参加したいなぁ。
今回は鈴木さんのお話がたくさん伺えて、とても有意義な時間になりました。鈴木さん、この度はありがとうございました!
「レッスンを受けてみたい!」「教室についてもっと知りたい!」という方は、以下のQRコードを読み込み、詳細をご確認ください。

